◆インチアップ |
ホイール外径を1インチまたは2インチサイズアップすることによりタイヤ外径を同一にしたまま偏平率を小さくする。 |
◆カーカス |
タイヤの骨格であり、荷重や衝撃・充てん空気圧に耐えてタイヤ構造を保持する。 |
◆グリップ |
クルマが路面を把握する力。特にコーナリング時には、グリップのよしあしがコーナリング特性を大きく左右する。 |
◆コンパウンド |
タイヤに使われるゴム質のこと。一般にやわらかいほどグリップレベルは高く、タイヤの寿命は短い。 |
◆ショルダー |
タイヤの角の部分で、トレッドパターンが終わる所。 |
◆スタッドレス |
冬用タイヤ。氷雪路面での摩擦抵抗を高めた特殊トレッドゴムとパタンエッジ(エッジで路面をかくはたらき)の作用によって起動力を発揮する。 |
◆スリップサイン |
タイヤの摩耗限界を知らせる印。サイドウォール部分に三角形のマークがあり、その直線上をたどるとトレッドパターン部分に横のラインがある。タイヤが摩耗してこのラインが出てきたら交換時期となる。 |
◆タイヤローテーション |
タイヤの位置交換。時期の目安は走行距離5,000km。偏摩耗防止、タイヤの寿命アップ、ユニフォミティの均一化、疲労度の均一化のため必要。 |
◆ハイドロプレーニング現象 |
雨天下での高速走行時に発生する、水上滑走現象。タイヤの接地面前方から水の層がくさび状に進入し、その水の圧力で接地面が路面から浮き上がることによって起こる。こうなるとブレーキとハンドルが効かなくなる。 |
◆パタンノイズ |
タイヤのパターンから発生する音。トレッドパターンの溝の中の空気が走行中に圧縮されて排出される事によって生じるタイヤの騒音。 |
◆プラットホーム |
スタッドレスタイヤのトレッドの4~6か所に設けてある使用限界の目安となるもの。(冬用タイヤはトレッドが50%摩耗すると、氷雪路面での性能が低下するので、それ以降は冬用タイヤとしての使用は認められていません。) |
◆リムガード |
ホイールのリムを傷つけないようにガードする部分。サイドウォール部分に設けられて、リムに多少かぶさるような形になっている。 |
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◆インナーライナー |
チューブレスタイヤの内部に、チューブのかわりに、空気の透過性を抑えたゴム層の事。 |
◆オフセット |
ホイールの中心面と取り付け面との距離のこと。 |
◆空気圧 |
タイヤの中に入れる空気の量。通常は2.2㎏/㎠前後ですが、高速道路の走行時には若干高めの方が良い。 |
◆軽点マーク |
タイヤの最も軽い位置で、黄色または白色の丸印。 |
◆サイドウォール部 |
タイヤが走行中、最も屈曲が激しい部分。路面に直接接触はしないが、カーカスを保護する役目ももつ。また、タイヤサイズ、メーカー名、パタン名などが表示されている。 |
◆スタンディングウェーブ現象 |
空気圧が低い状態で走った時に、タイヤの表面がたわみ変形し、バーストする恐れがある現象。 |
◆スチールラジアル |
スチール製のベルトで補強したトレッドの剛性の高さと、サイド部のしなやかさが大きな特徴です。 |
◆スリックタイヤ |
溝が一切無い競技専用タイヤ。公道での使用はできない。 |
◆チューブレスタイヤ |
チューブのかわりに、空気の透過性を抑えたゴム層をタイヤの内側に貼り付けて一体構造としたタイヤ。 |
◆トレッドパターン |
タイヤの表面に刻み込まれた溝のこと。摩擦力と排水性が考えられており、メーカーごとに独自のパターンがある。 |
◆バースト |
タイヤに亀裂、穴などがあき空気が漏れること。パンクともいう。 |
◆ビード |
ホイールとタイヤの接点。ここが組み合わさることで、空気がタイヤから逃げなくなる。 |
◆フラットスポット |
タイヤを激しくロックさせた時に表面が削れて、一部が平面になってしまうこと。 |
◆偏平率 |
通常70シリーズ、60シリーズなどと呼んでいる。
タイヤの高さ÷タイヤ幅×100(%) |
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