最近の車は、以前より故障しなくなっていますが、それでも故障することはあります。
車の調子が悪くなった時は、とにかく路側帯に車を止める
ようにしましょう。故障で車が急停止することはほとんど
ありませんので、異常に気づいたらハザードランプを点滅
させて路側帯に向かいます。トンネルなど路側帯のない所
では、待避所があるのでなんとかそこまで進めましょう。
路側帯に車を止めたら安全を確保します。車から降りると
きは右側のドアは非常に危険なので、左側のドアを利用します。停止表示板(三角停止
板)を遠くからでも確認できるように、100メートル程度後方に置きます。発煙筒も併
用すれば、さらに安全度が高まります。また、ボンネットを開けておくと、目立つので
効果的です。それから電話で連絡をします。高速道路では1キロごとに非常電話が設置
されていますので、それを利用して連絡すると相手に位置も分かります。携帯電話で連
絡する場合は、場所を伝える必要があります。高速道路には100メートルごとに、始点
からの距離を表示したキロポストというものがあるので、この数字を伝えることで場所
が分かります。そして救援を待つ間は、車から離れて待つようにしましょう。 |