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点火プラグの交換

点火プラグの役割
ガソリンエンジンは、高圧電気を点火プラグに送り、放電による火花を作り出して燃料
に着火しています。放電を起こす部分を電極といいますが、着火を行う際に電極は強い
衝撃を受け、次第に消耗していきます。消耗すると着火が遅れたり燃焼に勢いがなくな
り、エンジンの性能が低下します。燃焼状態が悪くなるとカーボンなどが付着し、さら
に火花が弱くなり、失火(着火ミス)が起こってエンジンが不調になります。
電極は細く尖らせた方が火花が強く飛びやすくなりますが、細くするほど衝撃に弱くな
ります。そこで高温に強く耐久性も高い素材として白金(プラチナ)が使われるように
なりました。また、電極を細くすることが可能なイリジウム合金も採用されています。
点火プラグの寿命と交換
白金プラグやイリジウムプラグは、耐久性が高いうえ、電極を細くできるので火花が強
くなり、エンジンの性能がよくなります。電極が高温になることで汚れなどを焼きつく
してしまう自浄作用も高く、寿命が長くなり、整備の手間も減ります。そのため寿命は
10万km走行で、その間点検を行う必要もありません。しかし、白金プラグやイリジウ
ムプラグは、標準プラグに比べると高価であるため、すべての車種に採用されているわ
けではありません。ニッケル合金を電極に用いたノーマルプラグを採用している車も多
くあります。この場合の寿命は2万km~3万km走行と考えるべきです。これ以上走行
しても、すぐにエンジンが不調になるわけではありませんが、燃費の悪化やパワーダウ
ンは少しずつ起こってきます。交換はプラグレンチがあれば自分でも簡単に出来ます。





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