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ロータリーエンジン
独特の構造を持つロータリーエンジン
ロータリーエンジンは、独自の構造をもっていて、吸気⇒圧縮⇒爆発⇒排気という行程はエンジン内部で行いますが、レシプロエンジンにはあるピストン、吸排気バルブ、クランクシャフトは無いのが大きな特徴です。エンジンの本体であるローターハウジング(シリンダーに相当する)の中におにぎり型のローターと呼ばれる回転するパーツが組み込まれ、これがピストンに相当します。エキセントリックシャフトと呼ばれるクランクシャフトに相当するものがローターの中心に差し込まれていて、吸気、排気ポートと呼ばれる穴がローターハウジングに開けられています。全体的に構成するパーツが少なく、軽量、コンパクトかつハイパワーなので、スポーツカーに向いているといえます。

◆ロータリーエンジンのしくみ◆
①吸入
混合気はバルブではなく、ローターハウジングに開けられた吸気ポートから吸入される
まゆ型のローターハウジングの中におむすび型のローターがあることで、常に3つの空
間ができ、その1つに混合気が吸い込まれる。

②圧縮
ローターが回転して容積が狭くなった空間に混合気を移動させることで圧縮を行う。
ローターハウジングの独特のまゆ型が、ローターの回転中に容積の差を作り出す。

③爆発
圧縮された混合気は、スパークプラグがある場所で爆発し、その力を利用してローター
が回転する。より効率の良い燃焼を得るために、1つのローターに2つのプラグが装着
される。

④排気
爆発した後の排気ガスは、排気ポートを通ってローターハウジングの外に排出される。
ここで《吸気⇒圧縮⇒爆発⇒排気》の4行程が終了する。

以上の4つの行程が終わるとローターは1回転することになりますが、ローターの中心軸
にあるエキセントリックシャフトは、ローター1回転あたり3回転しています。このこと
からロータリーエンジンは1回の爆発で出力軸を3回転させることができるので、より回
転数を上げることができます。


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