カタログだけでエンジンの性能やボディのサイズを完璧に把握するのは難しいですが、性能曲線グラフと三面図(二面図)で、大体の性能やボディのサイズをイメージすることができます。グラフは横がエンジン回転数、縦がトルクと出力になっていて、左下から右上に向かって上がっていきます。特徴として、エンジン回転数が上がっていくほど最大出力は高くなりますが、トルクの曲線は半円を描き、エンジン回転数があるところまで来るとその後は下がります。これは通常の走行であれば、使われる頻度が高い回転域にトルクを増やして、使い勝手がいいようにしてあるためです。(最近のカタログでは性能曲線のグラフは記載されていないこともあります)
三面図は車を3方向から見たそれぞれの寸法を表したものですが、通常は前からと後ろから、そして横からの3方向ですが、最近は上からと横からの二面図のものもあります。これらの図にはその車の全長、全幅、全高とホイールベース、トレッドなどが記載されています。尚、全長4700mm以下、全幅1700mm以下の車は5ナンバー枠となります。 |