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車のエクステリアを理解する |
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ミラー[Mirror] |
車には大きく分けて2種類のミラーが装備されています。一つは室内に取り付けられているルームミラー(バックミラー)で、もう一つはドアミラーやフェンダーミラーなどです。両方とも運転時の後方の視界を確保するためのもので、ドライバーの死角を少しでも減らす役目をしています。 |
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日本ではドアミラーは1993年までは認可されておら
ず、それまではフェンダーミラーでした。フェンダ
ーミラーは、ドライバーの視線の移動距離が少なく
てすみ、その分前方に集中することができます。
また、車幅の感覚がつかみやすく、初心者向けとい
えます。ドアミラーは、後続車との距離感をつかみ
やすく、デザイン的にも優れています。 |
また、ドアミラーは歩行者に当たった時を想定して、すべて可倒式になっています。 |
室内のルームミラーは、後ろから強い光が当たった時に眩しくないように、2枚の合わ
せ鏡が使われ、角度を変えることで眩惑を抑えることができます。また、一部の高級車
種では自動で眩惑を抑えてくれます。ドアミラーでは、水滴が付いた時に撥水加工や水
分を蒸発させるヒーター、さらにはワイパーが付いている車種もあります。最近では、
ドアミラーの背面にウィンカーが埋め込まれたタイプもあります。 |
後続車のライトが眩しい時は防眩機能を使いましょう |
夜間の走行中に後続車のヘッドライトがルームミラーに反射して非常に眩しいことがあります。こういう時のために、ほとんどの車のルームミラーには防眩機能が備えられています。ルームミラーの下側の中央のノブを手前に引くと、ミラーの角度が変わり、眩しさが軽減されます。 |
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タクシーはほとんどがフェンダーミラーです。不思議に思った人もいるかもしれません
が、単に運転しやすいということではなく、サービス業ならではの理由があるのです。
通常、客は後部座席に乗りますが、人数が多い場合には助手席にも乗ります。この時
ドアミラーだと客の体と重なり、運転手から見えないことがあります。このような時
でも「見えないからどいて下さい」とは言えないという理由なのです。 |
車の運転の不安解消!日常走行のテクニック |
教習所ではここまで教えてくれない初心者のための実践テクニック |
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