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車のエクステリアを理解する |
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ヘッドライト[Head Light] |
車の前面には必ずヘッドライトが装着されていて、夜間の走行や雨・霧・雪などで視界が悪い時にドライバーの視界を確保する重要な役目を果たします。また、車のデザインイメージにも大きく関わっています。 |
ヘッドライトのいちばんベーシックなタイプ。ハロゲンランプが光る原理は白熱電球と
同じで、内部のフィラメントに通電し、これを白熱させた際の発光を利用している。
一般の白熱電球より明るくなるのは、フィラメントが白熱する際の温度が高いためで
ある。 |
キセノンランプとはキセノンガスを封入したガラス管の中に電圧をかけ放電させること
によって光を得る方式で、フィラメント方式より消費電力が低く、また、理論上球切れ
しない長寿命という特徴を持っている。光量はハロゲンランプの2~3倍程度で、太陽
光に最も近い色とされる。 |
ヘッドライトとパッシング |
ほとんどの国産車は、ウィンカーのバースイッチの先端部分でライト類を操作します。
1段回すとスモールランプ、2段回すとヘッドライトが点灯するのが一般的です。ヘッ
ドライトは夜間に前方を照らす役割のほかにも、自分の車の位置を他車に知らせるとい
う役割もあります。スモールランプも同様です。早朝や夕方の薄暗い時でも、ヘッドラ
イトやスモールランプを点けないで走行している車がありますが、これは危険です。
ヘッドライトは、夜間ばかりでなく早朝や夕方、また、昼間でも曇天や雨天の薄暗い状
況では、積極的に利用しましょう。 |
ほとんどの国産車は、ヘッドライトが点いている、いないに関わらず、ライトのバース
イッチを手前に引くと、引いている間だけハイビームが点灯します。これがパッシング
と呼ばれるヘッドライトの点灯方法ですが、その使われ方にはさまざまな意味がありま
す。右折待ちをしている車に対して、対向車線の直進車がパッシングをすることがあり
ますが、これは、「お先にどうぞ」という合図のこともあれば、「止まらずに行くぞ」
という意味のこともあります。また、高速道路の追い越し車線で遅い車に対して、パッ
シングをする方法などがありますが、あまりマナーの良い方法とはいえません。
パッシングは使い方によっては、相手に誤解を招きトラブルの原因にもなりえますので
、初心者はあまり使うべきではありません。 |
ヘッドライトとは別に黄色い光を発生する補助ライトで、主にフロントバンパーの左右
両脇などに取り付けられる。このライトはその名の通り霧(フォグ)が出た時や悪天候
時に点灯させるもので、白色のヘッドライトよりも視界を確保しやすく、対向車にも自
車の存在を知らせることが出来る。 |
フォグランプを使いましょう |
フォグランプは、霧が発生した時に前方を照らすのに適したランプで、自分の車の位置
も強くアピールしてくれます。また、霧ばかりでなく、雨の日にも役に立ちます。さら
にフォグランプは近くを幅広く照らしてくれるので、街灯がないような暗い道でも非常
に便利です。特にカーブや右左折の際に周囲を確認しやすくなります。もし、フォグラ
ンプが装備されているならば、積極的に使うようにしましょう。夜間の走行ならば常に
点灯していてもいいぐらいです。 |
ポジショニングランプ[Positioning Lamp] |
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車幅灯とも呼ばれ、ヘッドライトやウィンカーの中に組み込まれるタイプや、ライトと
独立しているタイプなどがあり、車種によって形は様々です。通常はヘッドライトを点
灯させるまでもない暗さで使用され、対向車などに車幅を知らせるための補助灯です。 |
スポットライト/ドライビングライト[Spot Light/Driving Light] |
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スポットライトは遠くを照らし、ドライビングライトはフォグランプとスポットの中間
の距離を照らす。 |
コーナーリングランプ[Cornering Lamp] |
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ハンドル、またはウィンカーと連動して自動的に車の進む方向を照らしてくれる。
細かい安全面に配慮した装備です。 |
ヘッドライトの表面の汚れを落とすために、ウォッシャー液をライトに噴射する装置。 |
ライトウォッシャーやフロントガラスのウォッシャーと連動していることが多く、
ヘッドライトの表面を掃除してくれる。 |
車の運転の不安解消!日常走行のテクニック |
教習所ではここまで教えてくれない初心者のための実践テクニック |
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