MT車の乗り方

車を知る~車の知識

MT車の乗り方

トップページ>MT車の乗り方
カテゴリー
車の運転の不安解消!日常走行のテクニック
MT(マニュアルトランスミッション)車の乗り方
◆マニュアル車の運転はクラッチ操作が重要なポイント
発進時のクラッチのつなぎ
エンジンを始動させるときは、ギヤがどこにも入っていないニュートラル状態であるこ
とを確認する。エンジンが始動したら、クラッチペダルを奥まで踏み込んでギヤを入れ
る。発進のポイントはクラッチのつなぎ方にある。平坦な所で発進するなら、エンジン
の回転数は2000回転もあれば十分だ。そしてゆっくりとクラッチを離していくが、こ
の時はアクセルは一定のままでいい。車が動き出すまでゆっくりと離し、動き出したら
徐々にさらにクラッチペダルから力を抜いてゆく。この一連の動作で車は動き出すが、
慣れてくれば、意識しないでもアクセルとクラッチのタイミングがスムーズになる。

走行中のシフトチェンジ
●走行中のシフトチェンジのクラッチペダルを踏むときは一気に踏むこと。
 ただし、離すときはゆっくりと。
●ギヤを変えてクラッチをつなぐ時はエンジンの回転数に注意する。
走行中にギヤを変えるときのクラッチペダルの操作は、発進時ほど気を使わなくてもよ
いが、アクセルワークには気をつけたい。シフトアップはあせらずに余裕をもって行っ
ても十分間に合う。シフトダウンは必ず1速ずつ落としていくが、あまりエンジンの回
転数が落ちるとエンジンブレーキが極端にかかってしまうので、クラッチを踏んだ瞬間
にエンジンの回転数を500~1000回転程度上げるのがベストだ。

シフトレバーは手のひらで操作するとスムーズだ
シフトアップしていく時、まず1速に入れるのは停車時なので、クラッチペダルをしっ
かり踏んで確実にシフトノブを1速に入れる。発進してから2速にギヤチェンジする場
合、シフトレバーを上から持って操作するのではなく、レバーの側面に手のひらを当て
、そのまま前から後ろに倒すようにすることで力を入れなくてもシフトアップできる。
これは3速から4速へのギヤチェンジでも同様だ。

斜めの操作はワンテンポ置く
2速から3速、4速から5速などシフトレバーの動きが斜めになる場合は、急がずに1
回ニュートラルの位置でワンテンポ待つようなイメージで操作すると確実にギヤを入れ
られる。シフトダウンの時もこのイメージを持つことで、シフトミスでギヤを鳴かすこ
とも軽減できるはずだ。一般的に3速から2速へのシフトダウンが一番ミスしやすく、
あわてると2速に入れたつもりが4速に入ってしまうこともある。この場合、ニュート
ラルの位置から斜め下に直接動かすのではなく、左に倒してから下というように、操作
を2回に分けることで確実にギヤチェンジができる。
マニュアル車では、ギヤを頻繁に入れ換えることで加速と減速をくり返すが、ギヤチェ
ンジをスムーズにできれば乗り心地も良くなる上に、ミッションやエンジンへの負担も
軽くすることができる。さらに燃費の向上にも役に立つ。





教習所ではここまで教えてくれない初心者のための実践テクニック
ハザードランプの使い方 車線の選び方
カーナビゲーションの使い方 車線変更の仕方
子供の乗せ方に注意! 交差点の右折の仕方
走行速度と車間距離 交差点の通過の仕方
カーブの走り方 ETCシステム利用の仕方
高速道路について 高速道路への入り方
本線車道の走り方 その他高速道路で注意すること

車のタイプを知る[Top]
カタログを理解する(5)
エクステリアを知る(12)
インテリアを知る(7)
エンジンを知る(8)
変速システムを知る(3)
ブレーキを知る
サスペンションを知る
タイヤに関する知識(2)
ホイールの知識(4)
車の安全装備を知る(3)
省エネと環境対策
車にかかる税金
車の保険を理解する(1)
車の車検について(1)
役に立つ豆知識

メンテナンス
オイル&フルードの種類
エンジンオイルの
点検と交換
ラジエーター液の
点検と交換
ブレーキフルードの
点検と交換
ATフルードの
点検と交換
トランスミッション
オイルの交換
ディファレンシャル
ギアオイルの交換
パワーステアリング
フルードの点検と交換
バッテリーの点検と交換
エアクリーナーの交換
点火プラグの交換
タイヤの点検と交換
ブレーキパッドの交換
ワイパーブレードの
点検と交換
トラブルの対応

 参考資料(道路標識)
規制標識
指示標識
警戒標識

Copyright (C) 車を知る~車の知識 All Rights Reserved